壺屋やちむん通り祭り2026、今年もたくさんの人でにぎわいました。
2026年10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、沖縄県那覇市の壺屋やちむん通りで第21回 壺屋やちむん通り祭りが開催されました。
壺屋焼の窯元や店舗が並ぶ通りには、今年もたくさんの方が訪れ、やちむんを選んだり、おいしいものを楽しんだり、音楽や伝統芸能に触れたり。
いつもの壺屋とは少し違う、にぎやかであたたかな景色が広がった2日間となりました。
育陶園の各店舗にも、たくさんのお客様にお越しいただきました。

いつも使ってくださっている器を買い足しに来てくださる方。
ご家族でそれぞれの器を選んでくださる方。
贈りものを探してくださる方。
そして、この日初めて壺屋焼や育陶園のやちむんを手に取ってくださった方も。
本当にありがとうございました。
壺屋のまち全体を楽しむ、やちむんのお祭り
壺屋やちむん通り祭りは、やちむんを買うだけではなく、壺屋というまちそのものを楽しめるお祭りです。
音楽や踊りも通りを彩ってくれました。
ちんちなーさんによる三線・島唄ライブでは、三線の音色と島唄がやちむん通りに響き、足を止めて聴き入る方の姿も。
音に包まれながら、器を見たり、まちを歩いたりする時間は、壺屋ならではの楽しみのひとつです。
また、会場ではフラメンコも披露されました。

祭りの2日間は、通りにフードの出店が並び、三線の音が響き、紙芝居やまち歩き、壺屋のホタルの保護活動をしているじんじんクラブの屋台など、さまざまな催しが行われました。
さどやんさんの紙芝居も行われました。
紙芝居が始まると、子どもたちはもちろん、大人の方も足を止めて一緒に楽しむ姿が。
やちむんを見るだけではなく、世代を越えて楽しめる時間がまちの中に生まれることも、壺屋やちむん通り祭りの魅力のひとつです。


窯元や店舗が並びその周りにはすーじ小や石垣、昔ながらのまちの景色が残っています。

器を見ながら歩く人。
食べものを片手に通りを巡る人。
お店の前で足を止め、器を選びながらスタッフと話をする人。
それぞれの楽しみ方が重なって、壺屋のまち全体がお祭りの景色に包まれました。

育陶園では、お祭りに合わせて普段から親しんでいただいているやちむんをはじめ、さまざまな器をご用意しました。
「この色が好き」
「この器には何を盛ろう」
「家族の分も揃えようかな」
たくさん並んだ器の中から、一つひとつ手に取って選んでいただく姿を見ることができました。
やちむんは、店頭で手に取っていただき食卓で使われ、暮らしの中に入っていくもの。
この2日間にも、たくさんの器がそれぞれの暮らしへと旅立っていきました。


首里と壺屋、二つの旗頭が並んだ道ジュネー
2日目の大きな見どころのひとつが、旗頭の道ジュネーでした。
首里と壺屋、二つの地域の旗頭が、壺屋焼物博物館前からアガリヌカマまで、やちむん通りを進みました。
大きな旗頭が力強く揺れ、掛け声が通りに響くと、沿道には自然とたくさんの人が集まります。
子どもと一緒に見上げる方や、写真を撮る方。
いつもの壺屋やちむん通りが、この日ならではの特別な景色になりました。
首里と壺屋のつながり
首里と壺屋には、壺屋焼の歴史を通して深いつながりがあります。
琉球王国の時代、王府によって各地の陶工たちが現在の壺屋に集められ、焼きものづくりが発展していきました。
それから長い年月が経った今も、壺屋では職人たちが土に向かい、器やシーサーをつくり続けています。
そんな歴史を持つ首里と壺屋の旗頭が、同じやちむん通りを進む姿は、今年の祭りの中でも特に印象に残る景色となりました。
この日は国際通りでも首里城にまつわる催しがあり、首里から、国際通りへ、そして壺屋まで足を延ばしてくださる方もいらっしゃいました。
首里、国際通り、そして壺屋。
まちからまちへ歩きながら、沖縄の歴史や文化に触れる。
そんな一日の中で壺屋にも足を運んでいただけたことを、うれしく思います。
器をつくる景色、選ぶ景色、使う景色
壺屋には、やちむんだけではない魅力があります。
すーじ小を歩くこと。
工房から聞こえてくる音に耳を澄ますこと。
古い石垣や建物を見ること。
そして、そこで暮らす人や、ものをつくる人と出会うこと。
育陶園が大切にしている「壺屋の景色をつなぐ」ということを、あらためて感じる2日間となりました。

お祭りの日の壺屋は、いつも以上ににぎやかです。
普段の壺屋にもまた違った良さがあります。
ゆっくりすーじ小を歩いたり、工房の音を感じたり、お店でじっくり器を選んだり。
お祭りとはまた違う、いつもの壺屋の景色もぜひ楽しみにいらしてください。
このブログでは紹介しきれないほど、たくさんの出会いや笑顔、さまざまなイベントがありました。
通りのあちこちで交わされる会話や、器を手に取る楽しそうな表情、偶然の出会い。
ひとつひとつが、今年の壺屋やちむん通り祭りの大切な景色だったと思います。
2日間を通して壺屋のまちに生まれた、たくさんの時間とつながりに、心より感謝いたします。

次は「第47回 壺屋陶器まつり」へ
やちむん通り祭りが終わったばかりですが、11月の壺屋には、もうひとつ大きなやちむんのお祭りが待っています。
第47回 壺屋陶器まつりが、2026年11月20日(金)〜22日(日)の3日間、那覇市立壺屋小学校で開催されます。
壺屋焼の窯元や職人たちが集まり、普段使いの器から個性豊かな作品まで、たくさんのやちむんが並ぶ3日間。
育陶園では現在、陶器まつりに向けたやちむんも製作中です。
会場に並ぶたくさんの器を見比べながら、自分だけのお気に入りを探す時間も、陶器まつりならではの楽しみです。
また、陶工たちの技を見ることができるカーミスーブをはじめ、お祭りならではの催しも予定されています。
第47回 壺屋陶器まつり
開催日|2026年11月20日(金)・21日(土)・22日(日)
時間|10:00〜17:00
会場|那覇市立壺屋小学校
住所|沖縄県那覇市牧志3丁目14-12
やちむん通り祭りとは、また少し違った壺屋の楽しみ方ができる陶器まつり。
11月の壺屋へ、もう一度遊びにいらしてください。
お待ちしています♪
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